第1回家読(うちどく)サミットイン伊万里~読書で輝くまちづくり~平成21年10月31日(土)8時50分開会 会場は佐賀県伊万里市民センター 共同宣言

|「第1回 家読(うちどく)サミットin伊万里」 共同宣言

このたび、自治体をあげて「家読(うちどく)」に取り組んでいる茨城県大子町、青森県板柳町、佐賀県伊万里市の3首長が、伊万里市に集い「第1回家読(うちどく)サミットin伊万里」を開催いたしました。

子ども時代の読書は生涯学習のスタートであり、多くの智恵を養うとともに、豊かな想像力や感性を育みます。また、子どもは、家庭内に醸成された気風を呼吸しながら成長します。したがって、子どもに必要なのは、家族の愛情と心のつながりです。
「家読(うちどく)」こそは、それを実践するための大切な方法のひとつであると考えます。また、本を読むことによって習得する言語能力と知的働きは、やがて地域のまちづくりや、国の発展にもつながるものと確信いたします。

「第1回家読(うちどく)サミットin伊万里」に参加した自治体が、さらに連携を密にし、交流を深めていくことによって、「家読(うちどく)」が全国の自治体へを広がっていくよう一層努力することを決意し、次のとおり宣言いたします。

  1. 子どもが本を読むことを通して、心の中に想像の翼や知的エネルギーを蓄え、未来へ向かって羽ばたくことができるよう支援します。
  2. 家族がみんなで本に親しみ、語り合い、コミュニケーションの輪を広げることによって、親子の絆が深まっていくよう努めます。
  3. 子どもの身近に本のある環境を整えるよう、公共図書館、学校図書館、幼稚園、保育園等の図書の充実に、自治体をあげて取り組みます。

茨城県大子町長   綿 引 久 男

青森県板柳町長   舘 岡 一 郎

佐賀県伊万里市長  塚 部 芳 和